ナレーション「これは、ミミロップが特別なポケモンの世界で今宵、あなたと出会う!
ポケモンとトレーナーの物語!さぁ~夢の世界へ!」

これは、あの【日本昔話をポケモンの世界にしてみよう!】と言う物語!
今回は、『ウサギとカメ』をポケモンの世界にしてみよう!

むかしむかし!あるところに兎のミミロップと亀のアパゴーラがいました!
兎・ミミロップ「わたし、かけっこは誰にも負けないもん!それに素早さだって高いし!」
兎のミミロップは、得意そうに自慢しました!

亀・アバゴーラ「俺だって負けないように猛特訓してきたから頑張るよ!」
亀のアバゴーラも言いました!
兎・ミミロップ「それじゃあ~あ!あの煙突山(えんとつ山)の頂上まで勝負しよう!」
兎のミミロップは、言いました!

二人の目の前には、火山灰が多く降り注ぐ山が広がっています!
『ミミロップとアバゴーラのかけっこ勝負だって?』
リングマやゾロア、パチリスにポッポ、野生の森のポケモン達が
応援にやって来ました!

ズルズキン「位置に着いて!ようい!ドン!」
兎のミミロップは、びゅ~んと飛び出します!
亀のアバゴーラは、ゆっくりゆっくり山道を登ります!

『フレー!フレー!ミミロップ!』『フレー!フレー!アバゴーラ!』
兎のミミロップは、あっという間に見えなくなりました!
兎のミミロップは、煙突山の真ん中で後ろを振り向きます!
兎・ミミロップ「アバゴーラって随分ゆっくりだなぁ?どうしたんだろう?
ふぅ!ちょっとだけ休憩しよっかな!」

そして、ふわふわのクローバーの上で
そのまま眠ってしまいました!

その頃、亀のアバゴーラは、ゆっくり走っていました!
亀・アバゴーラ「まだ頂上まで半分以上ある!」
喉はカラカラで息は、ぜいぜい。
足は、疲れて棒切れのようです!

それでも
『フレー!フレー!アバゴーラ!』
仲間たちの声援を聞くと元気が出ました!

亀・アバゴーラ「俺は、諦めない!そうだ!あれを使おう!」
そういうと亀のアバゴーラは、殻を破って素早さを上げました!
ふぅふぅ言いながら亀のアバゴーラは、走り続けました!
いよいよ!最後の関門、マグマの山道です!
その時、
兎・ミミロップ「しまった!あのまま寝ちゃった!」
兎のミミロップは、飛び起きました!
兎のミミロップは、凄い早さで亀のアバゴーラを追いかけます!

兎・ミミロップ「アバゴーラに負けるものですか!」
亀・アバゴーラ「俺、ミミロップには、負けないよ!」
『フレー!フレー!アバゴーラ!』
煙突山の頂上に着いたのは、
亀のアバゴーラでした!

亀・アバゴーラ「やったぁ~俺、頑張ったぜ!」
亀のアバゴーラは、嬉しくて、にこにこ!
兎・ミミロップ「負けちゃったぁ~!素早さでは、私が上だったのにぃ~!」

兎のミミロップは、しょんぼり!
亀・アバゴーラ「ミミロップ!一緒に走ってくれてありがとうな!」
アバゴーラが言うとミミロップも漸く顔を上げました!

兎・ミミロップ「うん!また勝負しようね!でも~素早さでは、私の方が上なのに~!」
亀・アバゴーラ「この時の為にアクアジェットを習得したんだ!」
兎・ミミロップ「そっかぁ~先手攻撃だもんね!」
亀・アバゴーラ「うん!」

2匹は、仲良く握手をしてにっこりと笑いました!
めでたし!めでたし!

結果

ポケモン攻略女王のミミロップと一緒に○○しよう!第20話「ミミロップと新生活」お楽しみに


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