場違いとの意見がございますが、悪しからず、お願いします。

今回はこちらで投稿させて頂きました。
ポケットモンスター ブラック』の『イッシュ地方の地形について』で、リバティガーデン島とリバティー島の関連性を説明しました。

ただ、
   「ビクティニと自由の女神にはどのような関係があるのか」
とお思いになった方もいらっしゃると思います。
今回は、ビクティニと自由の女神の関連性、を説明します。
毎度のことですが、これは僕の推測です。


関連:
イッシュ地方とマンハッタン島の関連性
古代の城とウルガモスについて
イッシュ地方とニューヨークの気候について

これは震天さんの投稿ですが、非常に素晴らしい内容だと思うのでお勧めします。
イッシュの名の由来についての一つの



◆まず、ビクティニ・自由の女神の2つについて詳細を説明します。

【ビクティニ】
ビクティニは、
   『勝利をもたらすポケモン。
    ビクティニを連れたトレーナーは
    どんな勝負にも勝てるという。』
とポケモン図鑑に書かれてあり、特性は『勝利の星』、さらにビクティニの姿はVサインが元になっています。
言わずとも既にお分かりだと思いますが、ビクティニには『勝利』という意味が込められています。

【自由の女神】
自由の女神は、
   『アメリカ合衆国の独立100年及び
    アメリカとフランス両国の変わらぬ友好を記念し、
    1886年にフランスから寄贈された』
というものです。
名の通り、『自由』という思いが込められています。



【1】
◆A
ところで、皆さんはビクティニの姿の元になっているVサインと『ピースサイン』、同じものだとお思いではありませんか?
Vサインとは、人差し指と中指を立てて出す勝利や喜びを示すサインです。
ピースサインも一般的に勝利や喜びを示すサインとして使われているようですが、正式には、ピースサインは平和を祈るサインです。
ピース(peace)とは『平和』という意味ですよね。
この2つの形は全く同じです。
つまり、ビクティニは勝利を意味するVサインがモデルですが、それをピースサインと考え、『平和』という意味が込められているとも言えるということです。

◆B
自由の女神は、
   『アメリカ合衆国の独立100年及び
    アメリカとフランス両国の変わらぬ友好を記念し、
    1886年にフランスから寄贈された』
というものでしたよね。
この内容は、ブリタニカ国際大百科事典のものなのですが、この内容からあるキーワードを読み取ることができます。
即ち、「アメリカ合衆国の独立100年」つまり『自由』、「アメリカとフランス両国の変わらぬ友好」、つまり『平和』。
よって、『自由の女神』には『自由』と『平和』の思いが込められているということになります。

◆C
ビクティニに込められた『平和』、自由の女神に込められた『平和』。
関連性のあるもの同士、ビクティニと自由の女神にもやはり、『平和』というキーワードで関連性があったということです。

このことから、ビクティニという存在は自由の女神に対応して作られたということが分かります。



【2】
◆A
ここで、
   「ではなぜ、自由の女神に対応するポケモンを
    『勝利』という意味を込めたポケモンにしたのか」
という新たな疑問が出てきます。

◆B
リバティー島や自由の女神などの『自由』というのは、「アメリカ合衆国の独立」と関係しています。
そして、「アメリカ合衆国の独立」は、イギリスの厳しい植民地政策から抜け出し、自由を手に入れるために、フランスの援助を受けつつ、イギリスと「アメリカ独立戦争」をし、勝利して実現したものです。
自由を勝ち取ったということです。
よって、ここでの『自由』は『勝利』と非常に関係性が深いものである訳です。

また、当時、勝利の女神が味方をしてくれたお陰で、アメリカ独立戦争に勝てたと考える人もいたでしょう。
『勝利の女神』ならば、『自由の女神』と同じく女神であるので、対応させやすいですよね。

これらのことから、『自由』→『勝利』と繋がっても不自然でないことが分かります。



【3】
◆A
しかしながら、さらにここで、
   「『自由』→『勝利』と一直線に繋がるのなら、
    1での説明はなんだったんだ」
とお思いになる方がいらっしゃるかも知れません。

◆B
ビクティニをなぜ、『自由』のポケモンにしなかったのか、お分かり頂けるでしょうか?

『自由』のリバティガーデン島に『自由』のポケモンがいるとなった場合、それに込められているのは『自由』だけですが、『自由』のリバティガーデン島に『勝利』のポケモンがいると、僕の推測で言うならば、そこに『自由』『平和』『勝利』という3つの意味が込められていることになりますよね。
キーワードを複数にすることでそのストーリーがより深くなります。

◆C
そして、ストーリーを深める理由は単純なものではありません。
アメリカの人々にとって独立戦争とは、『自由』のみでは語ることができないほど、大いに重要な意味を持っているはずです。
求めたのは『自由』ですが、そのために戦争をし、多くの人々が犠牲となり、『平和』を願う思いは強かったと思われます。
そして、戦い、願い続けた末、得た『勝利』は、人々に希望と喜びを与えたことでしょう。

アメリカの人々にとって重大な出来事がモデルであるこのストーリーが浅いものであって良いとは言い難いです。
つまり、平和という要素が無意味である訳ではないということです。

◆D
これらのことから、『自由』のリバティガーデン島に『勝利』のビクティニがいる意味が見出せます。
『勝利』という意味を込めたポケモンを作ったのにも、こういった歴史的な背景が関係していたということです。



【まとめ】
ビクティニと自由の女神にはこのような関係があると考えられます。
ビクティニのイッシュの図鑑ナンバーが000であるのも、アメリカ、つまりニューヨークの始まりである「アメリカ合衆国の独立」と関連して、イッシュの始まりはビクティニ、つまりリバティガーデン島での出来事がきっかけでという意味が込められているのかもしれません。

また、『勝利』とすればポケモンバトルとも関係しやすいですよね。




余談:【イッシュの次のストーリー】
イッシュの次に出る地方のモデルはイギリスだという説があるそうですが、もし仮にそうならば、「アメリカ独立戦争」を思わせるようなストーリーがあるかもしれません。

リバティガーデン島は、
   『人とポケモンとが 自由に 暮らせる 世界を 願っている 島』
と書かれています。
ポケモンとの共存を祈ってリバティガーデン島に移ったということは、イギリスがモデルである次の地方ではポケモンと共存していなかったのだと考えられます。
例えていうならば、ポケモンはポケモンの世界で暮らし、人は人の世界で暮らすというような状態だった、つまり、モンスターボールなどが否定されている世界であったという可能性も大いにあるということです。
この例えの場合だとポケモンの解放が目的、つまりポケモンとの共存を否定しているプラズマ団はこの次の地方の人々であると考えることができます。

根拠をもう一つ挙げておくと、ブラック・ホワイトのオープニングを見ても分かるように、プラズマ団には『王』というものが存在するようですが、イギリスも『王』が存在する国ですよね。
僕の推測ですが、『王』が存在する国でなければ、『王』という概念は中々分からないものだと思います。
特に、プラズマ団のような儀式的なものとなると、ネイティブでもない人が理解するのは非常に困難なことではないでしょうか?

また、『大富豪』がリバティガーデン島を買い取ったのは、200年前とありますが、アメリカ独立戦争の終戦は1783年、約200年前です。

これらのことから、『大富豪』のことやプラズマ団がリバティガーデン島で事件を起こしたこともこの地方と関係すると思われます。





繰り返しますが、これは飽くまでも僕の推測です。
余談の話ですが、イッシュの次に出る地方のモデルの国がイギリスであるということも信用できる情報ではありません。
どちらかというと、東北の震災を受けて次は東北をモデルにする可能性の方が高いと、僕は個人的にそう思います。
参考にして頂ければ光栄です。
6月17日現在、発売前ですので、発売後もこの内容の筋が通るとはいえません。
もしそうであったならば、お詫び申し上げます。



9月1日現在、ビクティニは『原爆』を表しているとのいうのが有力説です。
この説と矛盾が生じた場合はそちらの方を信用して頂きますよう、お願いします。

結果

飽くまでも推測です。


関連スレッド

BW2フレンドコード交換所
自作ポケモンを作るスレ。
フロンティア、タワー、サブウェイであった酷いこと

この裏技・攻略を…

ツイートする

この裏技・攻略が…

役に立った(36人) 立たなかった

84% (評価人数:43人)