ムカシトンボはムカシトンボ亜目に属し、「生きている化石」のひとつです。この仲間は中生代の三畳紀に現われ、ヨーロッパのジュラ紀の地層から多くの化石が発見されていますが、今では日本とヒマヤラ山中にそれぞれ一種生き残っているだけです。体つきはトンボ亜目のヤンマやサナエトンボに似ていますが、前後羽根が同型で基部が柄状になり、イトトンボ亜目のイトトンボやカワトンボに近いです。止まるときは羽根を半開きにしますが、休息中はイトトンボ亜目のように背中に立てて閉じます。幼虫は山間の渓流に棲み、形態はイトトンボ亜目よりトンボ亜目に近いです。成熟するのに7〜8年も掛かります。

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