はじめに
この小説は私の遊び心で始めたものです。
ジャンルは学園ラブコメディーで、車をテーマにした小説にしております。
タイトルのネーミングセンスは、もうテーマを表したらこれしかないっ と思って考えたのが「恋のカーチェイス」だったんですよね。
傑作であれ駄作であれ何であれ、別にどうでもいいんです。
僕の理想フィールドを書き綴っているだけなので、単なる自己満足ですね。
でも、読者の皆様には面白く楽しく読んで下されば私としてもうれしいです。
似たような小説があったとしても、私には見たこともないし読んだ事もありません。
私の頭に浮かび、それを纏めて表現した小説なので私の著作物としての認識をご了承願います。
小説執筆が本業ではないので、更新は不定期かつ、気まぐれなので連載中ですがいつ掲載するかはわかりません。
こちらもご理解とご了承をお願い致します。
この物語はフィクションであり、登場する人物・地名・学校名は本編とは全く関係ありません。
実際の車の運転は、交通ルールをよく守り安全運転を心掛けましょう。
キャラクター紹介
藤井車
普通で平凡な男子高校生
車好きなにわかアニヲタ&ゲーヲタ
竹田林檎
藤井の幼なじみにしてツンデレ
車に関してはそこそこ
田中ゴロウ
藤井のヲタ友
大の車好きの痛車好き
藤井を車とアニメの趣味に目覚めさせたお気楽なお調子者
塚本つかな
車の運転が得意な天才幼女
学園長の娘いわゆるお嬢様である
なめごろう No.11441251 2011年11月07日 13:34:39投稿
引用
車市にある、車市工業高校は以前女子高だっ為に女子率が高い。
何でもこのご時世、少子化などで生徒が少なく学校側の運営も厳しいようだ。
この学校には、情報メディア科(PC)と工学(車)に別れて勉強している学校である。
大雑把に言うと、パソコンを学ぶのと車を学ぶのである?らしい。
学校は敷地が広く、学校内にサーキットやら、ちょっとした山の峠なんかもある。
その横にはダートコースも。
主にラリーなどで使うコースであるだろうと推測させられる。
その学校の1年1組の教室に藤井はいた。
竹田と田中とは同じクラスで親友でもあるし田中に限ってはクラス唯一の男子友達だ。
なんでこんなお嬢様学校極まりないところにいるのかと言うと、話は入学前の中学3年で進学をどうしようか悩み始めている秋口の頃にまで遡る。
学校から帰って来た俺は、いつものようにリビングへと向かい冷蔵庫を開けて麦茶を飲んでいた。
昨日買ったカーアクションゲームの事を考えているとそこで、隣の部屋から親父達が何やら話している声が聞こえてきた。
「本当にあの子をあそこへ入学させる気?」
「そうだ!!」
「あの学校は未成年で車を運転したりするところなのよ?」
「いいんだ わしの息子ならば藤井の血を受け継いで上手くやれるだろう」
「あ、 あなたって人は!!」
何やらツッコミどころ満載な話が聞こえてきた俺は逃げるようにして自室に向かった。
あれから1ヶ月後のとある日、俺は親父の部屋に呼び出されていた。
「お前は来年から車市工業高校に行く事になったから覚悟しておけよ」
「待ってくれよ親父 俺は車好きだけど女子高なんでゴメンだ!!ましてや運転なんて概念はまだ先の話しじゃないか」
「来年は共学になる だからお前を入学させる いいな!それに早く車の運転技術をお前に習得してもらいたいんだ
あの学校は未成年の内から車に乗って運転技術を磨き、卒業後には何でも運転できるという話だ」
「………あぁ〜あぁ〜もぉ〜っ ったくどうすりゃいいんだよチクショウ」
そんなに車には詳しくないものの車は好きなので、その点はオーケーとして問題は女子高って点である。
「なんでこんなことに」
と、呟く俺であった。
で、今に至るわけだが………
田中と塚本に関しても同じく入学している点は、説明すると長くなるので一まず置いておくとして、今日は入学初日からそうそう自動車選びが始まっていた。
(マジですか(-.-;))
入学してから卒業までは、特別な事情がない場合車の変更は不可である。
そのため、藤井は後々需要がありそうなバンタイプ(貨物)の車を選んだ。
ちなみに藤井はバンタイプの車を好んでいた影響もあったりした。
田中は、スバルのインプレッサにして痛車だろうと思っていたら、何やらセダンタイプの車を選んでいやがりました。
車にはB4と書いている。
疑問に思い藤井が聞いてみる。
「なぁ〜田中、インプレッサじゃないの?」
「卒業するまで車を変える事は不可だからスポーツワゴンじゃなくセダンにしたのだよ
だってさぁ、シール貼るところ多いんだもんww」
「あははは ……さいですか」
(トラックにしとけよw)
トラックとは言っても無駄に種類が多い。カーゴやら平ボディ・ダンプにミキサー車やパッカー車・・・・ect
何でも長距離の運搬事という仕事や、特殊車両の運転技術を鍛えるために学園側が用意したのだ。
もう車の種類は何でもアリのようです。
竹田はというと………
何やらすごい黒一色の車を選んでいやがりますよ(汗)
疑問に思い聞いてみる。
「お お おい竹田? 何でまたそんなマフィアが乗るような車選んだんだ?」
「知らないの藤井!! これはメルセデスベンツって言って超高級車のハイテクスポーツカーなんだからねっ
あんたみたいな商用車とは次元が違うのよ ふんっ」
顔を赤らめながら早口で言った。「す すごいの選んだな(苦笑)」
見た目は確かに2ドアスポーツカーのように見えますが、黒塗りなため怖いです。
藤井=ハイエース200系
田中=レガシィB4
竹田=ベンツのSクラス(黒塗りの大型高級セダン)車種はS65AMG SL アーマーゲーですよww
とまぁこんな感じで無事に選び終えたのだった。クラスのみんなもクーペだの、SUVだの、セダンだの、ワンボックスカーだのと選んでいた。
キャンピングカーを選んでいたやつもいたようですが、藤井にはどうでもよかっった。
しかし、トラックは誰にも選ばれてなかったようである。
そのころ隣のクラスの塚本は……
「なんであたしのところにフェラーリがないのよーーうがぁーーーー
あたしに、真っ赤なフェラーリを用意しなさい でないとお父さんに言い付けるーーーー」
「ですが、学園規定によりご用意できない車種もあるのでご了承願わないと・・・」
「あによぉ 文句があるなら一番性能のいいスーパーカーで勘弁してあげるわ」
「でしたらあちにらにメルセデスベンツのSLRをご用意しておりますが、この車はいわくつきでして・・・・」
「それでいいわ 見てなさいこのあたしの運転技術を おほほほほほっ」
と、メイド達に言いつけて最高の車を用意させた学園美幼女であった。
午後は、なんと自分で選んだ車を運転しやがれとのこと。
なんでも、操作に慣れることが基本中の基本だ……と教師がいっためである。
ちなみにまだ運転免許なども無いし、運転の操作方法など知識でしか知らない(年齢的に運転免許は習得できない)
何かゲームやアニメに出てくるような学園であるが、もう藤井は色々な事がありすぎてあまり驚けなくなっていた。
場所は何故か市街地コース(教習所みたいなの)でやるらしい。
藤井は自分の選んだハイエースで指定された駐車場まで無難に移動できたのだが(AT車だったため)……
田中は当然のごとく藤井の横に駐車していた(MT車なのに)
竹田は、何やら苦戦していましたよ。
「ちょっと何なのよこの車っ ちっとも動かないじゃないのよっ
アクセル踏んでも進まないじゃないのよもうぅ〜」
藤井は助け舟を出すべく声をかけた。
「まてまて、そんな危険窮まりない操作するから制御装置が作動してるじゃないか
まずは解除して……… 高級車にはよくあるんだよ」
(何よ ちょっといい気分で走らせようとしてたのに……台なしじゃないっ)
「た 竹田?」
「えっ? な 何?」
「直ったぞって、何か上の空だったぞ?大丈夫か?」
「だ 大丈夫よっ」
「そうかい(苦笑)」
みんなも移動し終えたようだ。
何故かクラスのみんな運転できている点は置いておいて、自分はかろうじて仕組みだけの知識で何とか運転できたと言うのに。
最初の練習は、S字やクランクを回るらしい。
まさに教習所気分です。
田中はと……
「何なのよアレ? 車横向いてるのに前に進んでるわ バカじゃないのっ」
それはドリフトなんだぞというツッコミを藤井はした。
「田中の方が危険じゃないのっ 車から白煙が出てるじゃない 壊れたんじゃないかしら」
「だからドリフトなんだって」
(田中の腕前は素晴らしいと言ってもいいぐらいに決まっていた)
が、田中は不合格になってました。
安全運転義務違反に反したようです。
「んじゃ、行ってくる」
と、藤井は竹田に言った。
「さっさと行きなさいよ べ 別に心配なんかしてないし 無事に帰ってきて欲しいなんて思ってもないんだからねっ」
(素直じゃないなぁ〜(苦笑))
車の運転が始めてな俺でもなんとかクリアした。
途中、車がでかいので脱輪しそうになったけども。
問題は竹田である
何やら黒い車が傾いているようにも見えますが………
よく見ると脱輪していた。
藤井はこの時深いため息を付いたのだった。
何だかんだでカーゲームしか、した事のない藤井には初体験もあったものの、それなりに楽しめたかそうでないかよくわからなかったりもしたが、また明日からハプニング&カーラブコメが待ち受けているのであった。
内容も車無知な人でも読める小説にしてますが、文字でどうカーチェイスを表現するかが問題点だったりします。
何時カーチェイスに入れるのかもわからない。
たぶんもっと先だと思います。
まだまだ話は触り部分で、早く乙女達に車を運転してもらって、かっ飛んで欲しいものです。
短い書き下ろしですが、読んで下さった方々に精一杯の感謝をwww
次は、もっと車とラブコメを発展させます。
っと、今回は短すぎてラブコメにも至っていないように感じられますがそのうちに・・・・
今回は始めて……もあり、全然ダメダメですが、また読者のみなさまに次も面白く読んでもらえるようなお話にしますのでよろしくお願いします。