チョコボの不思議なダンジョンは2が初プレイで、2がとても面白かったのでプレイしてみました。

<画像>
 魔石等を除けば、全体的には2Dで、従来のFFシリーズとは一風変わった絵本のようなグラフィックが特徴的です。また、敵を含めたキャラ全員に決まったアニメーションがあり、攻撃ややられモーションなど、色々と細かいです。

<ゲーム性>
 ダンジョンに置かれた様々な補助施設から、魔法を必要とするかまどやたいまつなど、自由度がかなり高く、『蹴る』アクションにより、アイテムの活用性が上がり、戦略的にも深くなります。
 しかし、肝心の敵キャラのAIが弱すぎて、少し間合いを取ればノーダメージで敵を倒せてしまったり、追いかけて来なかったり、本当に戦う気があるのか不思議なくらいです。

<操作性>
 チョコボの不思議なダンジョンシリーズは3つともプレイ済みですが、この初代だけが独特のシステムで、挙げるとしたら『ATBバーシステム』ですね。
 これは、このゲームの根本的なシステムといってもいいくらいで、2や時忘れのようなターン制ではなく、FFシリーズを忠実に再現したリアルタイム式の戦闘になっています。これにより、相手の行動を読んで途中でコマンドを変えるなど、戦略性がかなり広がります。

<音楽>
 音楽については、流石スクウェアといったところですね。村では、後のチョコボシリーズでお馴染みのBGMが初登場だったり、ダンジョン内では不思議でワクワクするBGMが何種類もあり、耳でも楽しませてくれます。

<持続性>
 こういったゲームでは、クリア後はひたすら自分を強化したり、魔物やアイテムの図鑑をコンプリートしたりなど、やり込める要素がありますが、このゲームも例外ではありません。
 ネタバレになるので詳しくは書きませんが、とあるダンジョンでは、ひたすら無限にダンジョンを進めるようになっており、システム上では9999回までは想定されているようです。
 もし余裕があるのなら、貴方も10000階目指してプレイしてみては?