前作の2013は、インターネットを必ずつかわなければならない、という点で駄作であったと評価している。近作はずっと遊べる良作であると思う。

良い点

栄冠ナイン
実はこのレビューを書く時点で著者は栄冠ナインしかほとんどやっていない。それだけ、はまる要素がある。高校野球で甲子園を目指す。次第に強くなる選手たちの活躍を見守りながらプレイしている。また今作は年代が選べ、野球の詳しい方なら好きな選手の出身地方の監督になることも可能である。1度決めてしまっても、1年に1度、学校の立地と年代を変えることができるので、やりごたえは充分ある。

悪い点

2014に関しては、悪い箇所はないと思われる。それはオフラインでも強い選手ができるようになったからだ。マイライフに関しても特に問題はないように思われる。

しかしながら、「パワプロシリーズ」となると、その商法は少しあくどいように思う。栄冠ナインは過去作からの引用である。逆に言えば、2013や2012でもやろうとすればできたことではないだろうか。
つまり何が言いたいかというと、次の作品では全く新しいモードがなければ、ゆくゆくパワプロシリーズは今の地位を失うだろう。今、パワプロシリーズが安定しているのは、ほとんど野球ゲーム1強という事実があるからである。その存在を脅かすものはいない。この驕りこそ、近年のパワプロが駄作といわれる由縁ではないだろうか。