新宿の暮綯學園(くれないがくえん)に、ひとりの《転校生》がやって来る。
ある日、何の変哲もない《転校生》(東摩 龍介(とうま りゅうすけ)名前入力可)が新宿の暮綯學園高等学校にやって来る。
気の強いクラス委員長、深舟さゆりに學園を案内されている最中、《転校生》は、夏服の少女の霊を視る。
閉鎖された校舎の一角へ足を踏み入れた《転校生》と深舟は、紅いコートの男の霊と遭遇する。襲いかかる悪霊から2人を守ったのは、同級生の支我正宗と謎の女だった。
戦いの後、女ー伏頼千鶴は、《転校生》に自らの素性を説明する。
自分は『夕隙社』という名の会社の社長であり、一般人から依頼を受けて悪霊を退治する仕事をしている、と。
支我もまた、夕隙社で働くアルバイトの一員だった。
伏頼は、《転校生》には霊を感じる能力があると諭し、夕隙社でアルバイトをしないかと誘う。
伏頼の申し出を受ける《転校生》。こうしてー《転校生》である主人公の夕隙社での生活が始まった。
それは同時に、東京の闇に潜む悪霊との死闘の始まりを意味していた……。