逆に同じ商品を何度も買っていると価格が高騰してくる。
けれども、この価格の上昇・下降は『金』や『銀』などの特定の商品ごとに設定されているのではなく、例えば『貴金属』など、特定のカテゴリーの製品を売るたびごとに生じる。
具体的に言えば、
例えば銀を売れば、それに引きずられて金の価格まで下がるし、
金を買えば、それに引きずられていっしょに銀の価格まであがったりする。
ということはこれを利用して、ぼろ儲けが可能である。
まず、大きな船を用意して(理想を言えばシップがベスト)北欧の銀を買えるどこかの港で、かなり高いが銀を大量に仕入れる。
船がそろそろいっぱいになりそうになったら、小刻みに何度も買いを入れて、北欧の金と銀が含まれる貴金属のカテゴリーの相場を限界まで吊り上げる。
その銀を今度は金が特産の中南米あたりに持っていって、小刻みに売りを入れる。
そうやって、貴金属、すなわち金の価格を底値まで落とす。
そうやって、底値まで値段を落とした金を大量に買い込む。
大量に金を買っていると相場が上がってくるので、小刻みに銀を売り、金の価格を底値に貼り付ける。
これをまた北欧の銀を仕入れた港まで持って帰って、銀を買って作った最高値で売りさばく。
大量に売ると値段が下がってくるので、また銀を小刻みに買って高値相場を維持する。
この銀を持って中南米に舞い戻る。
銀を小刻みに売り、金相場を底に貼り付けつつ、金を買いあさる。
金を北欧に持っていき、小刻みな銀の買いを入れて金相場を最高値に維持しつつ売る。
以下繰り返し。
結果
大型船10隻体制でおこなえば、使い切れないくらいのお金が容易に手に入る。