※観覧前に注意
・個人的な解釈が多いのでご了承を。
・ネタバレがあります。承知の上ご観覧下さい。
・基本的にはバグを使う場合、使わない場合の双方を考慮した評価です。


エミリア

24歳の女性ヒューマン。元トップモデル。
仮面の男に婚約者を殺され、自身がその犯人に仕立て上げられてしまい監獄のリージョンであるディスペアに入れられてしまう。
二人の女性と共に脱獄し、彼女たちが属する組織・グラディウスに入り仮面の男を追う。


長所

・主人公特性:コスチューム変更
エミリアはストーリー上、変装して潜入ミッションを行うが、そのミッションをクリアした後は
使用した変装用の衣装に(ミッション中以外は)自由に着替えることができるようになる。
これは見た目だけが変化するだけでなく、衣装によってエミリアの閃きタイプが変わり得意な武器が変化する。
剣、体術、銃、術と全て対応する衣装があるため、技や術の補強がしやすくオールマイティに育てられる。

・アセルス達が仲間になる
仲間にできる主人公勢はエミリア自身や他にもT260やルージュなどもいるが、それら全ては主人公時の特権を失っている。
しかしアセルスのみ半妖種族のままであり、非常に強力な仲間として使うことができる。
しかもアセルス編で主人公として使うのとは違い、どう育てようがEDに響くこともないため自由な育成が可能。
しかも白薔薇はてはゾズマまで仲間にできる。
双方中盤で仲間になり、もちろん白薔薇が抜けることはないのでアセルス編よりも双方育成がしやすい。
永久的にアセルス、白薔薇を仲間にできるのはエミリアだけであり特権と言える。

・ストーリー難易度が低い
全キャラ総合するとストーリーがかなーり楽。
強制進行イベントはそのミッションごとにリーダーに話しかけて発生するので、タイミングの調整が容易。
また、ストーリーは全てその形式で行われるため迷うことがまずない。
更にラスボスが全主人公中で最弱レベル、なおかつ下級妖魔扱いであるため上級妖魔に弱い、と明確な弱点まである。
総じて詰まる場面が少ない。


短所

・印術の資質の習得者
エミリア編はディスペアから始まり、解放のルーンを得ることで脱出できる。
そしてディスペアは再び訪れることができない。
つまり、このオープニングイベントで解放のルーンを手に入れるエミリア、アニー、ライザの三人だけしか印術の資質を得られない。
印術は術師タイプでないキャラでも比較的使いやすいため、強制的に資質を持てる人が固定されてしまうのは痛い。

・メカが仲間にならない
これはアセルス編と全く同じ。
ラスボスに(上級)妖魔が有効ということもあってそこまで需要があるわけではないが、
即戦力としてはやはりメカは優秀なので一体も仲間にできないのは厳しいところがある。


総評
メカが仲間にならない、ということを除けばレッドと同様初心者向け。
ただし、エミリアはあくまで普通のヒューマンであるためゴリ押しが利かない。
しっかりキッチリと育てていく必要があるため、慣れるという意味ではレッド以上に初心者に向いている。




リュート

25歳の男性ヒューマン。
働かずに親元で生活していたが、そんな生活を脱するために村を出る。


長所

・主人公特性:パーティ移動
他の主人公に共通する特性として「第一パーティから外れることができない」というものがある。
このため、強制的に第一パーティが選抜されるボス、イベント戦ではかならず主人公が参加することになる。
リュートは唯一この縛りがないため、第二、第三パーティに移動することで強制戦闘を回避できる。
・・・言ってしまうと「ただそれだけ」。
これにおけるメリットはズバリ、主人公がLP0になることでのゲームオーバーを避けることができる。
特徴を最大限活かす場合は、主人公自身を使わないことが最大の利用ということになってしまう・・・。
ただ、リュートは初期状態では最弱のヒューマンであるため面倒な育成を省くことができ、
また絶対に使わないと決め込むならばゴザルスの店をデメリットなしで活用できる。

・強制イベントがほとんどない
ストーリーがほぼ存在せず、開幕から完全自由なプレイができる。
同じことができる主人公としてブルーがいるがこちらはキングダムに自由に出入りできる。


短所

・ストーリーに脈絡がない
開幕自由なリュートだが、他主人公でも見かけることのできるあるキャラに話しかけるといきなりストーリーが進む。
そのまま話なりに進んでしまうといきなりラスダンに突入するという超展開。
一度ラスダンに入ってしまうと出ることができず、このラスダン突入はなんとストーリー開始直後から可能。
ラスダンでは強制戦闘がないため、敵さえ避ければ一回も戦闘せずにラスボスに挑むこともできる。
当然そんなことをしてもよほどの戦略を立てなければ勝てるわけもないただの詰み要素。
装備も調達手段が限られるし、当然仲間も補充できないので下手をするとはじめからやり直差ざるを得なくなる。


総評
メリットというメリットがほぼなく、デメリットもあまりない。
元がニートというしょうもない設定からいきなり設定が沸いてくるので話についていきづらい。
自由性が高すぎるので初心者には逆に地雷。ある程度なれた人向け。




T260G

製造された年月日は不明のメカ。
ボロというリージョンに済むタイムという少年にコアを発見され、ロボットにくみ上げられる。
長い年月を経て、自分に課せられた任務を忘れてしまい記憶を取り戻すために旅に出る。


長所

・主人公特性:メカボディ変更
タイプが決定されている仲間メカと違い、自身のボディタイプを変えることができる。
T260Gは全てのメカボディに変更できるため全てのプログラムを得ることができる。
しかもタイプ7とオメガタイプのボディは主人公のT260Gでしか見ることができない。
メカ自体に言えることだが、LPが多いのでLP0によるゲームオーバーは滅多にならない。

・仲間になるメカが多い
主人公を除き最大4体のメカが仲間になる。
メカだけの5人パーティを組めるのはT260G編のみ。
主人公を除いてもレッド編の3体が次点なのでやはり多い。
ストーリーでも敵メカが出やすいので順当に戦えばプログラムの奪い合いにもなりにくく、デメリットにもなりにくい。


短所

・突入イベントが多い
強制進行はあまりないのだが、突入すると出れない場所が多い。
メカで構成されやすいパーティなのでダンジョン内で鍛えることができず、装備が弱いと詰む。

・時空妖魔のリージョンが利用不可
メカであるため、時空妖魔のリージョンの起動に必要なアイテムをゴサルスから貰うことができない。
このリージョン内にいる固定シンボルのドビー百式は優秀なプログラムを数多く入手できる上に、
このリージョンの固定シンボルは全て戦闘によるランク上昇がないため、いくら戦闘しても敵ランクやボスHPが高くならない。
プログラム稼ぎに持ってこいの場所が使えないのはかなり厳しい。

・妖魔が仲間にできない
陰術の資質イベントを自分で行うことができないためサイレンスが仲間にならず、
前述の理由で時の君も仲間にできないため、仲間に妖魔がいることが条件のメサルティムも仲間にならない。
妖魔自体が役立つストーリーかと言われるとメカ敵ばかり出るため思うように憑依もできないので実際にはさほど問題はない。
が、パーティメンバーが縛られるのは事実。


総評
メカが主人公、メカが多く仲間になるため装備が揃えばそこまで難しくはないだろう。
あまりにもメカに頼り短期決戦に持ち込むと最後に地獄を見ることになる。
また、防具を二つ以上装備するのが基本なメカは1パーティ強化するだけでも強力な鎧が最大で10つも必要。
金稼ぎ方法がわからない人はヒューマンを多様するべきだろう。
初心者には向いていないが、少し慣れれば十分クリアできる難易度。




クーン

ラモックスという種族の子供のモンスター。
生まれ住むリージョン・マーグメルが寿命によって滅びかけている。
崩壊を阻止してきた一つの指輪では限界が近いため、全て集めれば願いがかなうという残りの指輪を集めるために旅立つ。


長所

・専用アイテム:指輪
ストーリーで集めることになる指輪は装備し使用することで特殊な効果を得ることができる。
どれも他に見ない強力、便利な効果を発揮するものばかり。
アクセサリーしか装備できないモンスターにも相性が良い。


短所

・主人公特性:モンスター
このクーン編においては主人公特性はデメリットでしかない。
そもそも、他の主人公にモンスター種族がいないというだけであって、クーン自体は特別なモンスターでもなんでもない。
それどころか他のモンスターキャラと比べても(初期状態が)最弱であり、モンスターという種族であるため育成も難解。
モンスターであること自体が悪いわけではないが、陰陽術のイベントができない、
LPの低いモンスター種になる場合がある、等主人公がモンスターという事柄にメリットが存在しない。

・印術の資質を習得できない
序盤が強制進行で進み、リージョンが自由に移動できるようになる前にタンザーに突入してしまう。
先にドゥヴァンに寄ることができず、タンザーの脱出方法もルーン取得ではないため印術イベントは強制的に終了になる。
三人だけでも習得できるエミリア編よりも酷い。

・時空妖魔のリージョンが利用できない
T260Gと同じ理由。
モンスターなのでLPを支払うことができない(おそらくモンスターボディによってLPの最大値が変わるため)。
モンスターにとって同じ敵と戦い続けることに意味はないのでクーン自身にとって重要な場所ではないが、仲間のヒューマンやメカにとっては貴重な場所。

・ストーリー難易度が高い
いきなりタンザーに突っ込まされる辺りから既にキツい。
クーン編は特にイベント数が多く、それぞれ面倒くさいことをやらされる。
終盤の八つの試練の中に詰みかけるポイントがあるため、パーティを選別している必要がある。
時空妖魔のリージョンが利用できないのと重なってかなり面倒。

・ラスボスでの仲間脱退
ラスボスとの戦闘直前でいきなり仲間が一人消える。
抜けた直後にラスボス戦であるため、アセルス編と違って代わりを育てる暇もなく控えメンバー次第では詰む可能性も。


総評
一番最後に回すべき主人公。
指輪は強いのだがそれ以外の難点があまりにも多すぎる。
主人公の存在そのものがデメリットという悲惨な状況なので、プレイする前にせめてモンスターの知識は持っておきたい。

結果

参考になれば。


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