6月初旬頃現れ、10月下旬頃まで聞くことができる沖縄本島などの低山地にいる大型のセミ。本土にいるアブラゼミに近縁。全長はアブラゼミとほぼ同じで、メスが大きい。分布は奄美大島以南、沖縄本島周辺。宮古諸島以南には分布しない。外見はアブラゼミそっくりだが、やや赤みが強い。褐色の地に黄緑の翅脈の羽に黒色〜赤褐色の体。腹部両側は白粉でおおわれる。また、ときに中胸背に濃緑のW字紋が現れ、前胸背と中胸背の境が濃緑になる個体が見られる。複眼の色もさまざまで、アブラゼミの様に黒に近い濃褐色のものから、濃緑の個体、黄色が混ざった緑(ちょうど番茶の色)のものまで見られる。腹部は硬質。アブラゼミが明るい環境を好み(屋久島産は例外)、人家の近くや街路樹などでも鳴いているのと異なり、薄暗い林、低山帯などに生息。
鳴き声は「ジリジリ・・・ジーー」などと書かれることが多いが、本土のアブラゼミが鳴き始めて数秒で何かの原因で鳴きやんでしまったかのような鳴き方。1回の鳴き声は4〜5秒で、 これを繰り返す。声の質はアブラゼミに似るがより低音。 「ジーィ,ジーィ,ジーィ,・・・」というつなぎの部分を介して再び鳴き始めるのはアブラゼミと同様だが、アブラゼミの様にしゃくり上げるような感じはない。音量はかなり大きいが鳴きが短いのでさほど気にならない。多くの場合1ヶ所で何度も鳴き続ける。昼下がりの暑い時間にも鳴いて、夕刻まで断続的に鳴き続ける。
捕獲するとはじめは盛んに悲鳴を出すが、そのうちに声が出なくなる現象もアブラゼミ同様。

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