八重山では6月上旬頃、本土では7月上旬頃現れ、9月上旬まで聞くことができる関西以西では平地〜低山地にごく普通にいる大型のセミ。近年大阪市内では非常に多い。関東地方が北限で、東京でこのセミの鳴き声を聞くのはまれ。分布は八重山諸島から関東地方と広い(驚くことに奄美大島は分布の空白地帯になっている)。透明の羽に黒い大きな体。新鮮な個体には金色の微毛が生えている。 本土のオスには腹部背面に白い細い横帯があるものが多く、沖縄本島〜宮古島のものは全くない。逆に八重山のものは太い白帯があり、メスは腹部全体が白粉を帯びる。腹部は硬質。腹弁はオレンジ色。腹部は黒と白。交尾はV字形。
鳴き声は「シャアシャア・・・」。音量はかなり大きく力強い。 捕獲したときの悲鳴音は極めて大きくうるさい。晴れていれば、午前中7時頃鳴き始め11時頃鳴き終わり、 午後以降はほとんど鳴かない。1本の木に多数の個体が群がるようにとまる傾向があり、しかも 地上すれすれの幹にとまることも多いので採集は楽。

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